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特集 環境ホルモンについて考える

(1)環境ホルモンとは何か

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その危険性は未知数  

「環境ホルモン」。最近はテレビや雑誌を通じてこの言葉を頻繁に聞くようになりました。それは、この環境ホルモンが、私たちの健康を考える上で、食品添加物や、農薬と並んで注意を払わなければならない問題だからです。  

もちろん中には、何のことやら耳慣れない言葉だ、と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この問題は誰にとっても身近なもので、とりわけ、これからお母さんになる方、赤ちゃんを育てていらっしゃる方には、とても重要な問題です。  

では、環境ホルモンとは何かということですが、現代用語の基礎知識によれば以下の通りです。

 

★環境ホルモン(endocrine disrupters)〔公害・環境〕  環境中にある化学物質が生物の体内で、あたかもホルモンのようにふるまい、生体内のバランスを崩すことが、近年明らかになった。これを外因性内分泌攪乱化学物質とよぶ。環境ホルモンは造語で「学術的に正確でない」との批判もあるが、一般的にはわかりやすく、その存在を広く知らしめたのもこの名前のおかげ。現在、約七○種がうたがわれており、ダイオキシンやPCB、ディルドリンやシマジンなどの農薬、スチレン、フタル酸エステル、ビスフェノールAなどのプラスチック関連物質、界面活性剤のノニルフェノールなどがあげられている。  

環境ホルモンについてはまだよくわからないことが多いが、面倒なことはこれまでの化学物質の安全基準よりはるかに低い濃度で(ときには100万分の1というレベルで)影響が出ることである。また、これまでの公害病が、住んでいる地域、摂取する食品や水、就業している職種に由来するものだったのにくらべ、すべての人に(胎児にはとくに)かかわりなく被害を与えることも、従来の公害の概念を超えたものである。(現代用語の基礎知識)  

 

この環境ホルモンの中でも代表的なものがダイオキシンです。  

ダイオキシンといえば、ベトナム戦争でアメリカ軍が使った枯れ葉剤に含まれていた非常に毒性の高い化学物質です。その枯れ葉剤の影響により、ベトナムでは、たくさんの奇形の赤ちゃんが産まれたことは、みなさんの記憶にも残っていると思います。  

現在は、ダイオキシンの使用は禁じられていますが、しかし今でも、ゴミ消却炉の中で大量に発生しています。ダイオキシンは、ゴミ消却炉のなかで塩化ビニールや塩化ビニリデンが、約300℃〜400℃で燃やされる時に発生します。  

高温で処理されれば、発生量が少なくなるので、ドイツなどでは、一般ゴミを800℃、塩素化合物などの特殊ゴミを1,200℃で消却するようにしています。日本でもようやく、学校や家庭の小型焼却炉でのゴミの焼却を禁止し、高温の消却炉に集めて処理するをするという指導を始めました。  

とはいえ、まだまだ、家庭でゴミを燃やしているところはたくさんあります。現在日本では、年間に5.100グラムのダイオキシンが発生していると言われていますが、そのうちの80%は一般家庭で消却されるゴミから出ているということです。そして、業廃棄物処理業者などから出るものが10%、他は金属精錬工場や車の排気ガス、たばこなどから出ているそうです。  

そして、問題なのは、このダイオキシンは非常に安定した科学物質で、一度つくられると、海や川、土壌などを汚染し続けるということです。しかも、生体に取り入れられてからも、分解されずに脂肪などに蓄積されます。脂肪に溶けやすいという性質故に、母乳などから体外に排出されるのですが、しかし、次から次へとダイオキシンが体内に入ってくれば、どうしても体内のダイオキシン濃度は高くなります。

こうして、汚染された土壌や河川等で育った作物、魚貝類を食べた生物は、体内にダイオキシンが蓄積され、その濃度は高くなっていきます。さらに、そのダイオキシン濃度の高くなった生物を食べる大型の動物はもっと濃度が高くなります。そして食物連鎖の頂点に立っているのが人間です。当然人間にも、このダイオキシンの影響から免れ得ないということになるのです。

 
 
 
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(1)環境ホルモンとは何か 〜このページのトップへ〜
 
(2)環境ホルモンの影響
 
(3)ダイオキシン、アトピー性皮膚炎との関係
 
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(5)環境ホルモンから身を守るには
 
 
   
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