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★健康食品を選ぶ基準(1)〜(4)をお読みいただいたら、ぜひ、こちらのページへ進んでみてください。

機関紙 ゆまにて

間違いのない健康食品の選び方

健康食品を選ぶ基準(1)

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 前号では、現代人の食生活や生活環境を検証して、健康食品の必要性について書きました。3,40年前と比べて生活環境が激変しているため、食生活などに気をつけたり、不足がちな栄養素を何らかの形で補わなければ、多くの人にとって、健康を維持していくことは難しい状況にあるということでした。

 本来、私たちの体には、健康を維持するための能力が備わっています。ですが、正直に言って、それだけでは間に合わなくなってきていると言えるのです。

 全体的にみて、私たちの健康状態は、以前と比べて悪くなっています。いわば病状の質、不健康状態の質が変わってきているのです。そのことは、実際に健康医療産業に身をおいていると肌で感じさせられます。
 テーマと少しずれてしまいますが、その一例を挙げてみます。

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吸い玉療法の色素反応による指標

 私の家では、30年近く前から、「真空浄血療法」の治療器を扱い、父も鍼灸師として治療に携わってきました。

 この真空浄血療法というのは、伝統ある「吸い玉療法」を電動化し、東洋医学の経穴(ツボ)など用いて治療を施していくものです。
 真空浄血療法では、ガラスのカップを皮膚表面に付けて、カップの中の空気を抜き、真空に近い状態(陰圧をかける)にします。すると体内の炭酸ガスや老廃物、血などが体外に引っぱり出されて、これによって代謝や血行がよくなり、様々な病気や症状の治癒を助けるのです。

真空浄血療法(バンキー療法)
バンキー(Vankey)という機械と使うことから、バンキー療法ともいいます。『ガンを治す大辞典』(帯津三恵病院医院長 帯津良一著)にも載っています。

1,こんな機械とガラスのカップを使って・・・。
バンキーは気持ちいい。
2,こんな風につけていきます。適当につけてもかまいません。痛いところ、具合の悪そうなところ。慣れると、ツボを使った効果的な治療も可。
色素反応
3,すると、いろいろな顔をした治療反応(色素反応)がでてきます。治療のあとは1週間から10日くらいで消えます(水疱反応は多少時間がかかります)。
 
4,この色素反応は、東洋医学の経絡(ツボ)に呼応して、体の悪いところ(血のたまっているところ)を、皮膚表面に正直に映し出します。だから、その人の健康状態が一目瞭然。健康な人には、強い色素反応はでてきません。 治療点
 
5,つまり、治療することで、どこが悪いのか診断もできちゃうスグレモノ。健康状態が良くなると、色素反応も薄く弱くなります。めでたし、めでたし。 診断も治療も一緒に
 
6,バンキーにかかったら、お代官様もお医者様も嘘ツケナイヨ。 背中を見ればわかるんだ!
 

 吸い玉療法は、海外でも代替療法の一つとして注目を集めています。最近ではエステティックサロンでも見かけられるようになりました。右ページをご覧いただけば、どんなものか何となくお分かりいただけるかと思います。

 もともと、父の開いていた治療院は、病院に通っても、なかなか症状の改善がみられなかった方が多く来られていました。
 そして、長年、治療に携わり、多くの患者さんをみてきた父曰く、

「以前は、滅多に見られなかった強い治療反応(水疱反応)が、最近は誰にでも見られるようになった。ほとんどの人は基礎体力・基礎代謝力が低下して、体が悪くなっている。血を生み出す要因が複合化・複雑化してきているのだろう」(→)

 ここで若干説明を加えます。水疱反応というのは、無色もしくは赤みがかった体液が、バンキーの陰圧によって皮膚表面に引っ張り出されて、水ぶくれのようになる反応です。この体液のpH(ペーハー)は強アルカリ性を示します。強アルカリ性というのは、肉や魚などが腐った時に示すphです。

 つまり、このような強アルカリの体液が出てくるということは、体の中で、正常な血液の流れから取り残された滞った血液が、半ば”腐った”状態で溜まっているということなのです。血化がもっとも進んだ状態と見ることができます。

 この水疱反応は、以前は比較的重い病気の方に見られた反応でした。ところが、それが最近では、誰にでも見られるようになったというのですから、事態は深刻と言わなければなりません。体験からでているだけに、この話には説得力を感じます。

 そして、このような事態を招いている「複合化・複雑化」しつつある「血を生み出す要因」とは何なのかと言えば、取りも直さず、前号でお伝えした、私たちの体内で栄養不足を起こさせる4つの要因に他ならないと言えるでしょう。

 食品添加物や諸々の悪い生活環境によって、私たちの体内では、かつてないほどの大量の活性酸素が発生するようになっています。

 ところが、慢性的なビタミン・ミネラル・酵素不足に陥っている私たちの体は、それら大量の活性酸素を全て処理することができなくなっているのです。このため、現代人は、からだ全体の酸化が進んで、血の溜まりやすい体質になっていると考えられるのです。

 この実例からみてもわかるように、現代に生きる私たちにとって、健康の維持・回復のために、自然治癒力や免疫力を高めたり、抗酸化力を保つことを常に心がけることはとても大切です。ここにおいて、日頃から食事に気を付け、それでも不足してしまう栄養素を、何らかの形で補う必要性がでてきていると言えるのです。

 そこで、次に問題になるのは、安全で、効率よく、過不足なく栄養を摂り入れるために、間違いのない健康食品を選ぶ知識を持たなければならないということです。

 雑誌や新聞の折り込み広告で宣伝している格安健康食品や、コンビニなどで売られているお手軽サプリメントで、誰でも健康になれればいいのです。しかし、ことはそんな簡単ではないと思います。安易な飲み方をすれば、かえって健康を損ねてしまう恐れだってあるのです。

特定のビタミン・ミネラルの過剰摂取がもたらすリスク

 その理由として第一に挙げられるのは、特定の栄養素をとることによって、体内の栄養バランスを崩してしまうことがあるということです。

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ベータカロチン・ビタミンAの摂取で肺ガンに・・・。

 平成8年4月18日、アメリカ合衆国の国立ガン研究所は、「ガン予防効果があるとされているベータカロチンの栄養補助剤は、効果がないだけでなく、肺ガンのリスクを高める恐れがある」
と発表し、関係者の注目を集めました。

 発表によると、同研究所が全米の約2万2千人の男性医師(平均年齢53歳)を対象に、ベータカロチンを毎日飲んでもらったグループと、飲まないグループを14年追跡調査したところ、ガンと心臓病の発生率に差がなかったというのです。

 それだけでなく、喫煙者やアスベスト(石綿)に関わった経験のある1万5千人(同58歳)に対する6年間の調査では、ベータカロチンとビタミンAを毎日服用したグループの肺ガン発生率が、両方とも飲まなかったグループに比べ27%も高くなり、死亡率も17%高いという常識に反するデータがでたというのです。

 この研究結果に対して、女子栄養大学の安田和人教授(臨床科学)は「脂に溶けるベータカロチンは、細胞の中に取り込まれやすい。この研究での摂取量が、欧米人の通常の食事でとる量の6〜10倍と多く、その過剰摂取が予期しない作用をもたらした可能性もある・・・。」と説明されています。

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カルシウムの過剰摂取で骨粗鬆症になりやすくなる?

 体によいと思っていたのに、思わぬ結果を招くというものは他にもあります。ミネラル錠剤というわけではありませんが、一例として牛乳を挙げておきます。
 
 カルシウムが手軽にとれると思って、それほど好きでもない牛乳を、毎日飲んでいる方が結構いらっしゃるのではないかと思います。

 しかし、実はその牛乳が、骨粗鬆症の原因として、今、疑われているのです。
 
 牛乳が人体に及ぼす影響について、アメリカのコーネル大学やヴァージニア大学で研究を続けてきたT・コリン・キャンベル氏は、30年間に及ぶ研究の結果、ショッキングな相関関係を見いだしました。乳製品の消費量が多い国ほど、骨粗鬆症になり、腰の骨を折る人の割合が高くなるというのです。

 現在、アメリカ人は牛乳などを中心にして、世界で一番カルシウムを摂取していると言われています。ところが、そのアメリカでは、1000万人の男女が骨粗鬆症にかかっています。50歳以上の女性では、なんと2人に1人、男性では8人に1人が、骨粗鬆症が原因で骨折するそうです。
 この発生率は、牛乳をあまり飲まないアジア人と比べると、5〜10倍の数字です。

 こうした状況について、(株)玄米酵素の顧問医師であり、世界的に有名な大腸内視鏡医である新谷弘実先生は、「ハイゲンキ・ライフ112号」の対談の中で次のように指摘していらっしゃいます。 

 「人間の体内のカルシウム、マグネシウム、リンの比率は、2:1:2に恒久的に決まっているのです。ところが牛乳はこの比率が10:1:10になっている。だから比率を保つために、急激に(カルシウムを)排出したり、歯などからマグネシウムを持ってきて10:5:10になろうとするのです。そのため骨粗鬆症になりやすいんですね。」

 そして、牛乳は骨粗鬆症を招くばかりか、胃腸の状態も悪くすることから、現代の日本人の食改善は、牛乳を飲まないことから始まるとまで仰っています。
 同じ理屈で、カルシウムの錠剤だけを飲んだら、どうなるか、ご察しいただけると思います。

 これらの事例からわかるのは、栄養を摂るには、バランスがとても大事だということです。それに反して、特定の栄養物質を過剰に摂ったりすると、それらがある意味、副作用とも言える症状を引き起こす可能性があるということです。

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マルチビタミンでもやはり不十分

 こう申しますと、中には次のように思われる方がいらっしゃるかもしれません。
 「特定の栄養素に偏らなければいいのではないか。それなら、今はマルチビタミンと言って、いろいろな栄養素をパックにしたものが売られている。これを飲めば、栄養が偏るということはないのではないか」

 一見もっともなご意見のようですが、しかしそうとも言えません。確かに単一のビタミン錠剤などを飲むよりはましかも知れません。しかし、たとえマルチビタミンでも、生きていく上で必要な栄養素をバランス良く、十分摂取することはできないのです。

「生命の鎖」論

生命の鎖
(図をクリックすると拡大されます)
生命の鎖

 パントテン酸を発見したことで知られる、故ロジャー・ウイリアムス博士は、人間が生きていく上で最低限必要な栄養素が46種類あるとしています。

 そして、それら46種類の栄養素が、互いに助け合って代謝活動を行っているという相関関係を持っていることを明らかにしました。有名な「生命の鎖」論です。

 博士によれば、これら46種類の必須栄養素は、生体の構成や働きにどれも「欠かすことが出来ない栄養素」で、しかも決まった「バランスで吸収されたり、働きを作り出す性質」があるということです。

 たとえば、必須アミノ酸では、アミノ酸同士の相関関係だけでなく、その吸収や働きに、ビタミン類の助けが必要となり、また、ビタミン類の吸収や働きにはミネラル類の助けが必要となります。

 つまり、これら必須アミノ酸、必須ビタミン、必須ミネラルはすべて互いに関連しあい、「生命の鎖」によって、生体の働きをつくりだしている為、単一成分の栄養、もしくは、それらを何種類か組み合わせて摂ったとしても、それらの吸収や働きを低下させることになりかねないというわけです。そればかりか博士は、それが病気の原因にもなると警告を発しているのです。

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LSA(血液映像観察)によってわかる
無造作なサプリメント摂取の影響

 単体のサプリメントで健康を維持していくことが難しいということは、実際に血液映像を見ると実感できます。
 
 以前、LSA血液観察会に、アメリカの大手サプリメントメーカーのビタミン・ミネラル錠剤をたくさん飲んでいる方が来られたそうです。存分にそれらのサプリメントを摂っているのだから、さぞきれいな血液映像が観られるだろうと、ご本人様も自信を持っておられたようです。
 ところが、血液映像を観てみると、実に意外な結果だったというのです。

 確かに、ビタミン・ミネラル錠剤などのサプリメントが必要な時はあります。たとえば、信頼のおける医師や栄養士の診断があって、実際に欠乏している栄養素を短期的に摂るというような時には、飲まれればいいと思うのです。けれども、自分の判断で、体にいいだろうと思ってサプリメントに飲むと、思わぬ結果を招くこともあるのです。

 今ひとつ、例を挙げておきます。女性によく飲まれる鉄剤があります。これも自分の判断で飲まない方がいいのです。

 というのも、鉄分や銅といった微量ミネラルは、過剰摂取すると肝臓において、活性酸素がSODによって分解されてできる過酸化水素と反応して、猛毒のヒドロキシラジカル(活性酸素の一種。体内ではこれを解毒する酵素を作れない。もちろん玄米酵素には・・・。)を発生させるからです。女性が長寿なのは、男性に比べて鉄分が少ないことが幸いしているのだという指摘もあります。ですから信頼のおける医師の指導なしに鉄剤を摂るのはやめた方が無難であるということです。

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《まとめ》
抽出された単体のサプリメントを摂るのは不自然。
発酵食品に注目しましょう。 

 私たちが忘れてはならないことがあります。それは、人間もこの地球上に住む数知れない生物の一員であるということです。

 人類は、過去何百万年と、自然の中で過ごしてきました。自然の実りに授り、それらに適応して、今日に至っているのです。

 その自然界には、どんな栄養素もサプリメントのように単体で存在することはありません。野菜、果物、木の実、種子、魚というように、生き物の中に、その生命を生かす栄養素がセットになって存在しているのです。

 ですから、当然私たちも、自然界にある栄養バランスを崩さずに摂るべきだということです。すべての生物にとっての掟です。これは、普段の食生活でも気をつけなければならないことですが、健康食品を選ぶ場合でも全く同じです。

 つまり、健康食品を選ぶ際に、私たちが真っ先に目を向けるべきは、原材料が素材丸ごと使われているかどうか(一物全体食)という点です。

 そして併せて、〜これは次号の題材ですが〜、製造方法が化学的、複雑でないものが良いのです。化学薬品を使ったり、高熱をかけたり、高速のカッターで粉砕したりすると、分子構造が自然界にあったものと変わってしまう可能性があるからです(原料を丸ごと絞ったり、すりつぶしたり、温風乾燥したようなものは良いですね)。

 では、私たちの体にもっとも自然に吸収される製造方法・加工手段とは何でしょうか。それは微生物による発酵です。生き物である人間が口にするのですから、当然、生き物に加工してもらうのが一番良いのです。 

 黒酢、糠漬けなどの漬け物、味噌、納豆、焼酎、それに玄米酵素などなど。発酵は、生命ある自然の恵みを、私たちに丸ごと届けてくれます。
 大いに注目し、食生活に取り入れていただきたいと思います。 
 

 

 
 
 
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