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★健康食品を選ぶ基準(1)〜(4)をお読みいただいたら、ぜひ、こちらのページへ進んでみてください。

機関紙 ゆまにて

間違いのない健康食品の選び方

健康食品を選ぶ基準(3)

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 間違いのない健康食品を選び方と題して、これまで、健康食品を選ぶ基準を二つあげてみました。まず一つ目は、「一物全体食」でした。
 これは、原料が素材丸ごと使われているものを選びましょう、ということでしたね。原材料が丸ごと使われているということは、生命を保つための栄養素が、おおむねバランス良くそろっているということです。 特定の栄養素を単体で抽出したようなものを自分の判断で摂取するのは、栄養のアンバランスを生じさせる可能性があるので、リスクが伴うということでした。

 最近「超高濃度〜」という製品名のものがあります。そのような製品について、日本綜合医学会会長の甲田光雄先生は、健康雑誌「日経ヘルス」の中で、読者からの質問に答えて、「体の中の栄養バランスを崩すおそれがあるので、あまりおすすめはできません」ということを仰っていました。

 二つ目の基準は、活性酸素消去能(SV価)の高い食品を選びましょうということでした。
 自然界にある「食品」は、どれも皆高い抗酸化力を備えています。ですから、健康食品を選ぶ場合でも、抗酸化力のある、「食品」と呼べるものを選ぶ必要があるということです。「〜に効く物質がこれだけ入っている」というようなキャッチフレーズにとらわれるのは賢明とは言えません。その製品の製造方法や、のみならず、メーカーの経営姿勢まで視野に入れて判断しなければならないと思います。

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■日本人にぴったりな食品

 そして、いよいよ三つ目の基準です。が、これはいたってシンプルなものです。それは、日本食を基準として健康食品も選ぶということです。言い換えれば、日本人の体質に合ったものを選ぶということですが、なかなかどうして、これは結構、大切なことなのです。

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■「身土不二」論から

  この大切さを教えているのが、身土不二(しんどふに)という言葉です。
 身土不二というのは、食養の祖と言われ、多くの栄養学者や食事療法を指導する医師に大きな影響を与えた明治時代の学者、石塚左玄の言葉です。食養というのは食事の修養という意味で使われているそうですが、広い意味で言えば、食事療法といって差し支えないように思います。左玄の食養は「石塚法」と言われ、身土不二も含めて、次の五原理から成り立っています。

 

石塚左玄 食用の五原理
 @食物修養論
 A人類穀食動物論
 B身土不二論
 C一物全体食論
 D陰陽調和論

 

 @の食物修養論というのは、病気にならないためには、好きな時に好きな物を食べるのではなく、時には我慢も必要であるということです。耳の痛い話かもしれませんね。

 Aの人類穀食動物論というのは、人類本来食とか適応食と言われたりもします。これは人間の歯の形状や、唾液などに含まれる消化酵素の成分から、過去どんなものを食べ継いできたのかが分かるので、それに沿った食べ物をいただきましょうということです。このことについては、4つ目の基準で詳しく述べることにします。

 Bの身土不二論はひとまず飛ばしまして、Cの一物全体食ですが、これについては、冒頭に述べた通りです。

 Dの陰陽調和論というのは、ごくごく簡単に言いますと、体質や健康状態に合わせて、食べるべきものを選んだ方が良いということです。

 さて、Bの身土不二論ですが、この身土というのは、身体と土ということです。不二というのは、二つであって二つでない、切っても切り離せないという意味です。ですから、身土不二というのは、身体と土は切っても切り離せない密接不離な関係にあるということになります。簡単にいえば、その土地でとれたもの、私たちが長年食べ続けてきたものが体に一番あっているのだからそれを食べましょうということです。

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■酵素栄養学の面から

【参考】酵素について押さえておきたい5つのポイント。

@酵素は生命活動の主役。生物は酵素なしには生きていけない。
 前号の「生命の鎖論」でもご説明した、必須ビタミン、必須ミネラル、必須アミノ酸と同じように、酵素も生命活動には必須のものです。たとえば、サリンという毒物が一頃騒がれましたが、あれは筋肉を動かすのに使われる酵素を破壊する毒物でした。筋肉が動かせなくなれば、呼吸も心拍も停止し、一瞬にして生命は失われます。このように、生命活動に直接関わっているのが酵素です。 


A補酵素(ビタミン・ミネラル)の助けを借りて働く。
 いくら、ビタミン、ミネラルを補給しても、酵素の不足した体では、それらの補酵素物質が無駄になってしまいます。せっかく栄養に気を使われるなら、何らかの形で酵素も一緒に摂られたほうがいいということになります。


B体内の酵素には限りがある。
 最近の研究により、この生命に欠くことの出来ない酵素には限りがあるということが分かってきました。成長期には豊富にあった酵素も加齢とともに減少していきます。酵素の一番の無駄遣いである暴飲暴食をさけ、体の外側から酵素を補うことが、酵素預金を減らさず、いつまでも若さと健康を保つ秘訣です。


C熱に弱い。
 卵の白身を考えてみてください。生の白身は透明でトロトロしていますが、熱をかけると白く固まります。これは、タンパク質が熱によって変成したためです。酵素もタンパク質が主成分なので、熱をかけると酵素の働きが失われます(失活)。ですから、加熱したものばかり食べていると酵素が不足して、体に不調が出てくるのです。


D生の食品や発酵食品には、酵素が入っている。
 野生の動物が心臓病にかかったとか、脳卒中になったなんて話は聞きません。それは、肉食動物なら動物の生肉、草食動物なら生の草というように、酵素をたっぷり含んだ生の食物を食べているからです。人間や人間に飼われているペット動物が生活習慣病になるのは、熱殺菌とばかりに、火を通した酵素の失われたものばかりを食べているからです。生の食品や発酵食品を摂ることによって、酵素不足は補われ、体調が良くなるはずです。

【参考】
・酵素栄養学
・玄米酵素ハイゲンキ

  この身土不二を、栄養学的な面から裏付けしているのが酵素栄養学です。酵素栄養学というのは、ビタミン・ミネラルだけでなく、酵素の働きに着眼した栄養学です。よく、ビタミン・ミネラルが大切だといわれますが、実はそれ以上に大切なのが酵素です。人間に限らず、生物は酵素の働きなしには生きていけません。食べたものを消化するのも、体に取り入れた栄養を代謝させるのも、血液や細胞を作り出すのも、呼吸するのも、心臓が絶え間なく動いているのも皆、酵素の働きによるものなのです。酵素は、私たちの生命活動の主役です。ビタミン・ミネラルは、その酵素が働きやすいように手助けるをする物質という意味で、補酵素とも言われています。ということは、酵素の働きの低下している体に、いくらビタミン・ミネラルを補給しても、思ったほど役に立たないということです。

 この酵素の働きに光りを当てると、食べなれたものを食べることの大切さがよく分かります。


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■日本人に合う食品と合わない食品

 度々引き合いに出して恐縮ですが、説明しやすいので牛乳を例にとってみてみます。
 大腸内視鏡の権威、新谷弘実先生が、牛乳は栄養バランスが人間には適していないので、あまり飲むものではないと指摘していらっしゃると、前前号のゆまにてでご紹介しました。他にも新谷先生は、牛乳が胃や腸の状態を悪くして、生活習慣病の原因になるとも仰っておられます。それはどうしてかと言いますと、私たち日本人の多くは、牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素を持っていないからなのです。
 
 乳糖を分解するのはラクターゼという酵素です。デンマークなどの酪農国の人たちは、牛乳やその加工品であるチーズなどを長年食べてきた民族ですので、生涯このラクターゼを持ち続けます。しかし、乳製品などを常食してこなかった日本人やアジア人の75%〜90%は、成人になるとこのラクターゼを作れなくなってしまうというのです。
 
 牛乳を飲むと、すぐにおなかがゴロゴロいって下痢をしてしまう方がおられますが、そういう方は乳糖不耐症と言って、牛乳を消化・分解できない方です。また、そこまでハッキリと体調に変化が現れなくても、多くの方は、牛乳の消化・分解能力が十分ではありません。そのため、牛乳を飲むと栄養素が未消化のまま体内に吸収されてしまい、これが免疫系の細胞に異物と判断されてしまうので、アトピーなどのアレルギー疾患を引き起こすのではないかと疑われています。
 
 同じような理由から、ヨーグルトも日本人にはそれほどおすすめではないと言えるでしょう。発酵してあるので牛乳よりは消化・吸収しやすいですが、いかんせん私たちはブルガリア人ではありません。ブルガリア人が食べて健康長寿になるからと言って日本人が真似しても、同じような結果は望めないでしょう。逆に食べ過ぎれば白内障になりやすくなるなどの弊害もあるそうです。ヨーグルトの代表的な有効成分は乳酸菌ですが、それなら日本には糠漬けなどがあります。
  
 その他、マンゴーやパパイヤなどの熱帯の果物も、やはり体の作り出せる酵素の種類の問題で、アレルギー反応を起こしてしまう方がいるそうです。 
 
 健康食品で言えば、プロポリスなどがそうです。プロポリスはドイツでは医薬品として認可されていたと思いますが、日本人にも同じように体に良いといえるかどうか疑問が残ります。ことにプロポリスの入った外用薬(塗り薬)などでは、アレルギーの発症例が多く報告されているようです。

 もちろん、パパイヤ・マンゴーを食べても大丈夫な方の方が多いでしょうし、プロポリスが効いたという体験報告も数多くあります。ですから決して食べてはいけないということではありません。
 
 ただ、ここで申し上げたいのは、あくまでも私たちは日本人であるということです。もし日本に優れた食品がないなら、長年の食習慣を変えてでも、優れていると言われる海外産の食品を食べるべきかもしれません。でも日本には日本人の体質にあった、すばらしい食品や健康食品があります。それら日本産の食品に目を向けることなく、体質に合わない可能性のある海外産の食品を率先して食べることはないのではないかと思うのです。


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■酵素の働きと体質の問題

 それに、世の中にはいろいろな方がいらっしゃいます。たとえば、どんな暴飲暴食しても、大酒飲んだり、たばこを吸ったりと不摂生を重ねても、すぐに病気にならない方がいます。そういう方は、病気になりにくい体質であると言えそうです。逆に、ちょっと無理すると風邪を引いたり体調を壊してしまわれる方もいらっしゃいます。そういう方は、一般に体質が弱いと言われますね。

 そこで、この体質を決めているのは何なのかと言いますと、それがすなわち酵素であるといえるのです。体質が強いとか弱いとかいうのは、つまり、体の中での酵素の働きが強いか弱いか、良いか悪いかということでもあります。

 病気になりにくい方というのは、たとえ暴飲暴食しても消化酵素の働きが良いので腹をこわしたりしません。また体内に有害物質が入ってきたり、活性酸素などの有害物質が生じても、酵素の力でそれらを無毒化してしまえるので大事に至らないということなのです。

 一方、酵素の働きが弱い方、体質が弱い方というのは、少し食べ過ぎると食べたものが消化しきれず、胃腸の調子が悪くなったりします。また無理をすると、体の中に発生した有害物質などを処理しきれず、免疫力が低下して風邪を引きやすくなったりします。

 このように、酵素の働きと健康との間には、とても密接な関係があります。

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■《まとめ》 健康食品を必要とされるのはどんな方か

 そこで、ぜひ考えていただきたいことがあります。普通、健康食品に興味を持たれる方というのは、体質の強い方でしょうか、弱い方でしょうか。答えは明白ですね。体質の強い方というのは、ほとんど健康食品に興味を持たれません。あまり健康に自信のない方、体質が弱いかなとか、実際に、何とかしたい症状があるという方が健康食品に興味を持たれます。

 であるならばです。当然、体内の酵素の働きを考慮に入れるべきだと思うのです。体の不調を訴えられる方は、たいていの場合、酵素の働きが弱くなっていると考えられます。そこで健康を快復するために健康食品を選ぶわけですから、なるべくご自身の「体質=酵素力」に負担をかけないもの、消化・吸収に問題がないと思われるものを優先して選ぶべきなのではないでしょうか。

 このように酵素の働きの面から考えますと、日本人である私たちの健康作りには、やはり日本産の食品や健康食品を、まずは用いてみることが望ましいということになります。海外産の健康食品を試される場合は、この消化・吸収の問題をクリアしているものを選ぶか、酵素食品と併用するのがよいのではないかと思います。

 
 
 
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